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ピアノの調律の頻度は?梅雨は避けたほうがいい?

ピアノの調律の頻度は?梅雨は避けたほうがいい?
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ピアノの調律と言われても、よくわからないことが多いですよね。

初めてピアノを買って全くわからないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

もう何十年もピアノの調律をしていないというピアノもあると思います。

湿気が多い梅雨の季節に調律をしてもいいのか疑問に思う方も多いようです。

調律に適している季節はあるのでしょうか?

今回はピアノの調律の頻度は?梅雨の季節は避けたほうがいい?と題してお届けします。

 

ピアノの調律の頻度は?

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ピアノの調律はどのぐらいの頻度でするのがいいのでしょうか?

一般的に推奨されているのは、1年に1回ですが、ピアノが新しいものと古いものとでも違います。

ピアノの弾く頻度や、置いている環境によっても、違ってくるので、状況に応じた頻度を紹介していきます。

 

そもそもピアノの調律は、なぜ必要なのか

ピアノはバイオリンやギターと同じ弦で音をならします。

ピアノの弦は、220~230本張られていて、その弦を引っ張る力は1本につき約90キロほど負担がかかっています。

引っ張る力を全て合わせると、約20トンにおよびます。

そのため、時間がたつと弦が緩み、音がずれていきます。

その緩んだ弦をしめて、音を合わせるのが「調律」です。

「また使うようになったら調律をすればいい」

こう考える人もいらっしゃるでしょう。

ですが、長年ピアノを使わず放置していると、ピアノの内部でほこりがたまり、害虫が発生したり、内部にカビやサビが出てくる可能性が非常に高いです。

いざピアノを弾こうと思った時には、調律以外のメンテナンスが必要になったりします。

その結果、費用が加算されてしまう場合があります。

すなわち、調律を定期的にすることが、費用を安く抑えられることにつながります。

調律の時には、音を合わせる「調律」のほかに、内部の掃除、鍵盤のタッチやペダルの動きを調整する「整調」もします。

必要に応じて、音色を整える「整音」という作業もしたりします。

 

おすすめの調律頻度

ピアノの状態によって、おすすめする調律の頻度は違います。

いろいろなケースにわけて、詳しく説明していきます。

 

新品のピアノの場合の調律頻度

新品のピアノは、半年に1回くらいのペースで調律するのがいいです。

新品のピアノの場合は、ピアノの内部に張られている弦が新しく、その引っ張る力が不安定で弦が伸び切っていないため、音程がかなり狂いやすくなります。

そのため、1年もたたないうちに音程がバラバラになってしまうので、半年に1回ぐらいの頻度で調律をした方がいいです。

ピアノのおいている環境や、ピアノを弾く頻度にもよりますが、だいたい購入してから2~3年ほどは半年に1度調律をした方がいいと思います。

調律師の人に状態を確認してもらって、次回の調律の時期を確認するのがいいでしょう。

 

小さいお子様~大人の方が趣味で弾く程度のピアノの場合の調律頻度

ピアノを趣味で弾く程度で、特にピアノに問題のない場合は1年に1回調律をしましょう。

趣味で引く程度でしたら、一日に20分から1時間くらいでしょうか?

2,3日に1回弾くという方もいらっしゃるでしょうね。

新品でなく、音程が安定していれば、1年に1回程度で大丈夫でしょう。

ただ、ピアノを設置している環境がキッチンなどの水回りに近いなど、ピアノにとって悪条件な場合、また、コンクールなどでかなり追い詰めて練習をしている場合は、音がずれやすいこともあります。

その場合は、もう少し頻度を増やして調律をした方がいいです。

心配な場合は、調律師の人に相談しましょう。

 

音大生やピアノの先生などよくピアノを弾く場合の調律頻度

音大生やピアノの先生などは、半年~1年に1回程度調律する方ががいいでしょう。

音大生やピアノの先生などは、1日に5時間とか8時間など弾く方もいます。

ピアノはバイオリンやギターと同じで弦楽器なので、弾けば弾くほど弦に衝撃が加わり、弦がゆるみ音が狂います。

なので、ピアノを弾きこむ場合は、調律は早めにした方がいいですね。

ピアニストだと調律を3か月に1度という方もいます。

音大生だと半年に1度はした方がいいのでは…と思います。

そのピアノの状態を調律師の人に確認してもらい、意見を聞いた方がいいでしょう。

 

ほとんどピアノを弾かない場合の調律頻度

調律に伺うと、「昔はこどもがピアノを弾いていたけど、今はだれも弾かなくなった」というお話をよく聞きます。

このように弾く頻度がほとんどない場合は、音も狂いにくいですので、2年~3年に1回ぐらいでも大丈夫です。

一般的には、使用頻度が低いピアノであっても、1年に1回の調律をすすめされますが、月に1度ぐらいしか弾かない程度なら、1年に1回も調律は必要ありません。

ただ、誰も弾いていないからと言って、何年も調律をしないというのは、ピアノの弦はどんどん緩み続けていき、音がずれていきます。

ピアノの設置場所によっては、湿気が多い場所や、温度変化の激しい場所に置いている場合は、頻度を増やしたほうがいいこともあります。

ピアノを使用していなくても、2年~3年に1回は必ず調律をしましょう。

 

何年も調律をしていないピアノの場合の調律頻度

何年も調律をしていないピアノの場合は、数年の間は、半年に1回ぐらい調律した方がいいです。

何年も調律をしていない場合は、しばらくピアノの弦が緩み続けているということなので、ある意味新品のピアノの状態に戻るということになります。

緩みきった弦を無理やり引っ張って、音を合わせていくので、弦は新品と同じような状態になっています。

数年の間は、半年に1度ぐらいの頻度で調律をおすすめします。

あと、注意点があります!

何年も放置していた緩んだ弦を、無理やり引っ張ることで、弦が切れてしまうことがあります。

その場合、その切れた弦を新しい弦に張り替えます。

すると、その張り替えた新しい弦の音の音程が、当分の間不安定になってしまいます。

張り替えた弦はただちに弦が伸び切らないので、音程も不安定で、他の音となじみません。

1か月~3か月後に、調律師の人にその音を点検してもらい、調整した方が音がなじみやすいですよ。

 

ピアノの調律は梅雨の季節は避けたほうがいい?

ピアノの調律の頻度は?梅雨の季節は避けたほうがいい?

ピアノの調律に最適な季節はあるのでしょうか?

梅雨に調律していいかは、とても気になるところですよね。

はっきり申し上げますと、特に避けた方がいい季節はありません!

ピアノの調律というのは、全体のコンディションを整えることも含まれています。

梅雨の時期だと、ピアノを悪くしてしまうなどと考えてしまうかもしれませんが、逆に湿気の影響でピアノ内部の不具合が出やすいです。

逆に冬になると、乾燥しますね。

ピアノにとっては乾燥もよくないので、その影響で、音がずれたり、木材が割れたりしてしまうこともあります。

なので、ピアノは年中音が狂い続け、内部の状態は変化しているので、ピアノの調律に最適な季節は特にないというわけです。

ただ、湿気の多い梅雨や、冬の乾燥した時期に伺って、ピアノの不具合を点検し、なおすことができる可能性があるます。

気になる方は、梅雨や冬に調律時期を設定するのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

ピアノの調律の頻度は、基本は1年に1回です。

しかし、ピアノの年代や弾く頻度、内部の状態やピアノの置いている環境によって、いつ必要になるかどうかも変わってきますので、調律師の人に確認してみるのが一番いいですね。

ピアノを弾いていないからといって、調律をさぼってしまっているピアノありませんか?

できるだけ早く点検して、調律をして、ピアノの寿命をのばしてください。

調律の季節は梅雨は避けた方がいいと気になる方もいらっしゃるかと思いますが、特に気にすることはないです。

大切なことは季節などは気にせず、定期的に調律をしてください!

以上、ピアノの調律の頻度は?梅雨の季節は避けたほうがいい?と題してお届けしました。