ピアノの仕組み

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房対策も紹介

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房対策も紹介
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グランドピアノの重さは、どれぐらいなのでしょうか?

重さが分散されて床補強はしなくても大丈夫?

アップライトピアノからの買い替えなどで、購入を検討されている方などは、気になりますよね。

床下補強の費用はどれぐらいかかるのか、床暖房の使用についてと床暖房も対策につていもご紹介していきます。

今回は、グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房対策も紹介と題してお届けします。

 

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房の使用についても紹介

グランドピアノの重さは、サイズによりかなり差があります。

ヤマハのグランドピアノの重さを見ていきましょう。

だいたいどのメーカーも同じサイズ感になっていますので、こちらを参考にしてください。

機種重さ(kg)
A1、Z1、GB1K255~273
G1、C1285~290
G2、C2289~305
G3、C3305~335
G5、C5317~380
C6380~400
G7、C7380~410

だいたい250~400kgぐらい、1型と7型だと、150kgぐらの差があります。

以前、グランドピアノのサイズはどれぐらい?小さいものや大きいものとの違いを比較!でご説明したように、アルファベット=シリーズ、数字=サイズと認識してください。

「C」が年式が新しく、「G」が年式が古いタイプです。

上位機種の重さがこちらです。

機種重さ(kg)
S3X330
S6X390
CF4366
CF6409
CFX491

上記のように、グランドピアノの重さは、250~500kgです。

だいたいご家庭で置いているピアノは、3型、つまりG3、C3までのサイズのピアノですので、300kgちょっとの重さが床にかかるといえますね。

 

グランドピアノの重さは分散される?

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房対策も紹介

グランドピアノの足は、全部で3本です。

この3本の足に重量がかかっていて、重さが分散され、だいたいどの足も同じ重さがかかっています。

どの足も総重量の約3分の1の重さがかかっていますが、右側前足がやや重め、後足がやや軽めということです。

重量330kgぐらいの3型のグランドピアノで考えると、330kgの3分の1なので、各足約110kgの重さがかかっています。

 

戸建ての1階でも補強は必要?

続いては、戸建て1階での床補強についてですが、おすすめをいえば、グランドピアノは補強をした方が安心です。

以前の記事で建築法についてご紹介しました。

「1平方メートルあたり、180kgまで耐えられる」と決められているとご説明しました。

この説明で考えると、どのグランドピアノでも、補強しなくても大丈夫ということなります。

ですが、築年数古い家だと必須です。

築10年以内の戸建であれば、補強なしでも大丈夫といわれています。

小型のグランドピアノ(A1、Z1、GB1Kなど)であれば、アップライトピアノの重さと20kggくらいしか変わらないので、補強なしでもまず問題ないかと思います。

グランドピアノ2台を床補強なしで置いている家もあると聞いたこともあります。

ですが、3型クラスになると、アップライトピアノに比べ、約3倍の重さになりますし、設置後しばらく同じ場所におきっぱなしに状態になりますので、床への負担はかなり大きくなるかと思います。

床が抜けるということはないかと思いますが、床補強するにこしたことないと思います。

ちなみに、私の実家には3型のグランドピアノがありますが、床補強してあります。

 

戸建て2階においても大丈夫?

戸建て2階の場合、グランドピアノはおいても大丈夫ですが、補強はしておいた方がいいと思います。

建築法の基準では、問題ない数字なので、床補強なしで置いたとしても床が抜けたりはしないかと思いますが…。

ハウスメーカーによっても、建物構造も違うと思うので、なんとも言えません。

耐震のことも考えて、補強しておいた方が安心ということはお伝えしておきます。

補強なしで置く場合、グランドピアノ用の補強プレートがあります。

こちらをインシュレーターの下にしいておくと安心でしょう。

注文住宅を建てる場合、リフォームをする場合などは、床補強をしておくことがおすすめです。

 

マンションの場合

マンションは頑丈につくられていることが多いので、鉄筋コンクリートのちゃんとしたマンションだと5型ぐらいまでなら心配ないと思います。

マンションは、床のことより、防音のことを気にした方がよさそうです。

隣人や上下階からのクレームが結構あるようです。

そのことに関しては、また別記事で紹介していく予定です。

 

床下補強の費用や床暖房の対策

グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房対策も紹介

床下補強の費用はどれぐらいなのでしょうか?

床暖房も普及してきていますね。

以前の記事でアップライトピアノの床暖房の対策については紹介しました。

グランドピアノはどうすればいいのでしょうか?

床下補強の相場費用

床下補強の費用は、一戸建て1階に床下補強をする場合、だいたい5万~10万円ほどでできるようです。

業者によって差がありますので、相みつをとった方がいいでしょう。

注文住宅で家を新築で建てる場合は、あらかじめ床下補強をしておくといいですよ。

あとから補強をするより、だいぶお得にできるようです。

 

グランドピアノの床暖房の使用の注意点

アップライトピアノの時にも説明しましたが、ピアノは温度変化に弱く、乾燥しすぎはよくありません。

床暖房の部屋にピアノを置くのは好ましくありません。

これから床暖房の部屋にピアノを置く場合、ピアノに面しているところは、床暖房を敷かないように業者にお願いしてください。

床暖房は、床からの熱がもろにピアノにうつってしまいます。

そうすると、熱の影響で音程が不安定になってしまいます。

あと、熱の影響で空気が乾燥してしまいます。

空気が乾燥しすぎると、ピアノの木材が乾燥してしまい、最悪の場合、響板というスピーカーの役割のをする木材が割れてしまう可能性があります。

響板が割れると致命的ですし、大掛かりな修理が必要になります。

 

床暖房の対策

どうしても床暖房を避けられない場合、断熱ボードを床に敷いてください。

こちらを追加しても、ピアノへ熱は移ってしまうので、音程は狂いやすいかと思います。

調律をマメにしていただくことが大切です。

あと、床暖房は空気が乾燥しやすいので、ピアノを設置する部屋は、湿度が40%~60%になるように調整した方がいいです。

こちらの除加湿空気清浄機がおすすめですよ!

まとめ

グランドピアノの重さはだいたい、250~400kgです。

一般家庭で使用されるグランドピアノは、だいたい3型までのサイズのピアノなので、300kg前後と認識しておくといいかと思います。

グランドピアノは、3つ足がついていて、重さが分散されますが、基本的に床補強はしておいた方がいいかと思います。

床下補強なしでも置けないことはありませんが、その場合、補強プレートなどを活用するといいでしょう。

床下補強の費用は、だいたい5~10万円ですが、新築を建てる場合は、あらかじめ床補強をしておくと安くでできるのでいいですよ!

ピアノを置いている部屋に床暖房は、基本的に厳禁です。

どうしても避けられない場合は、徐加湿機などを活用して、ピアノの状態をできるだけ悪化させないようにしてください。

以上、グランドピアノの重さは分散されても床補強は必要?床下補強の費用や床暖房の使用についても紹介と題してお届けしました。